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グラミーやラテン・グラミーでもレゲトン勢へのアワードがあるけど 、これらの賞はカテゴリーの範囲が広すぎて、レゲトン・ファンにはちょっともの足りない。
レゲトンだけのアワードはないのか!?去年は結局だれが人気だったの?と楽しみたいファンのみんなは、来月3月1日に注目!
レゲトンだけ一同に会したアワード
"People's Choice Reggaeton & Urban Awards" がプエルト・リコ・スタジアム(Coliseo de Puerto Rico)で開かれます。
当日はなんと35のカテゴリーでの受賞者が発表されるのだ。そして、それは
みんなの投票が決めるという"People's Choice"。 例えば去年の
2005年度の受賞 を紹介すると:
1. ベスト・ソング (Mejor cancion): Daddy Yankee "Mayor Que Yo" 2, ベスト・アルバム(男性) :ダディー・ヤンキー "Barrio Fino" 3. ベスト・アルバム(女性) :イビー・クイーン "Real" 4. ベスト・アルバム(デュオ) :ザイオン&レノックス "Motivando a la Yal" 5. ベスト・アルバム(V.A>) :ルニー・トゥーンズ "Mas Flow 2" 6. ベスト・アーティスト(男性 ):エクトル・エル・ファーザー ・・・という具合。今年は
カテゴリーが20から35にかなり増えてて 面白い。
レゲトンならではのカテゴリー もあり。
ベストDJやベスト・リミックス があるのはヒップホップ系のアワードとの似てる一方で、
ベスト・ティラエラ (Cantante en la Competencia de Mejor Tiraera)とか
ベスト・フレーズ (Coro Mas "Pegajoso")とかはレゲトンだなあ。キャッチーなサビのフレーズ、コーラスのフレーズは曲の人気を決めるもんね。
ティラエラのような攻撃的/ハードなカテゴリーがある一方で、「ベスト・ロマンティック・アーティスト」とかあるのは、ここ数年のレゲトンの広がりとレゲトンがラテンの感性を背負ってるのをよく表している。
「ベスト・"ファッショナブル"・アーティスト」 とか
「ベスト・アルバム・イントロ」 っていうのも面白い。"ファッショナブル"はKen YにするかTito El Bambinoに入れるか迷いました。"イントロ"はLuny Tunes & TainyのRoyal Rumbleに投票!新人プロデューサーはダニー・フォルナリスに投票、他ジャンルとのコラボにはVoltioとN'Klabeの"Amor de Una Noche"に投票・・・と35カテゴリーやってくとけっこう大変だったよ。
もし投票したい人がいたら
http://www.pcreggaetonawards.com/pcra/
をクリック。名前とメアドと住んでる地域をを登録すると、折り返しパスワードが来るからそれで投票サイトにアクセスできる。
当日のステージ も面白そう。
ティト・エル・バンビーノ、アルカンヘル、イビー・クイーン などから”オールド・スクール”の
アルベルト・スタイリー とか
フェロ、チェシーナ とかも出演。最近のべりーのブームとアラブ・メロディーのブームに合わせ
”Arabeton” なんてのもあったりね。ティケットは$40-90とちょっと高いけど、収益の一部はサンファンの孤児院に寄付されるとの事。
◆◆◆ いくつかのカテゴリーでノミネートを紹介します。
まず、
ベスト・ソング ◆アグレシ-ボ (Agresivo) –
ジョウェル&ランディー with アルカンヘル (Jowell y Randy con Arcangel)
YouTubeでVideoを見る 人気急上昇、アルカンヘル!
◆アンヘリート (Angelito) –
ドン・オマール (Don Omar)
YouTubeでVideoを見る さすがドン。この局、ビルボードのチャートでも強かったね。
◆アトレベテ・テ・テ (Atrevete Te Te) –
レシデンテ・カジェ・トレセ (Residente Calle 13)
YouTubeでVideoを見る レゲトンにオルタナな新感覚を吹き込んだCalle 13!
◆カイレ Caile) –
ティト・エル・バンビーノ (Tito El Bambino)
YouTubeでVideoを見る この曲のタイトル・フレーズもキャッチーで流行りました。
◆ダウン (Down) –
ラキム&ケン・Y (Rakim y Ken Y)
YouTubeでVideoを見る Ken Yの人気を決定付けた曲。これも人気だったなあ。
◆アイ・ルモール (Hay Rumor) -
エクトール・エル・ファーザー with ノッティー (Hector El Father con Notty)
YouTubeでVideoを見る エル・ファ-ザーは活動的でヒットが多かったななあ。
◆ジャメ・パ・ベルテ (Llamé Pa’ Verte – (Bailando Sexy) –
ウイシン&ヤンデル (Wisin y Yandel)
YouTubeでVideoを見る "ドブレウー!"WYは強力でした。かっこよかった!
◆ロス・マテ (Los Mate) –
テゴ・カルデロン (Tego Calderon)
YouTubeでVideoを見る テゴはOne & Only。このズシっとくるビートは真似できない。
◆ロンペ (Rompe) –
ダディー・ヤンキー (Daddy Yankee)
YouTubeでVideoを見る 去年DYは実は決定打がなかった。
◆テレフォノ (Telefono) –
エクトール・エル・ファーザー with ウイシン&ヤンデル (Hector El Father y Wisin y Yandel)
YouTubeでVideoを見る これも流行ったねえ。エル・ファーザーとウイシン&ヤンデルのコラボがばっちり決まった曲。
なんて全部紹介してると長くなりすぎちゃうからこのくらいで。
結果はまたお知らせします!
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2007/02/20(火) 23:39:26 |
Event
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ペルー は今、夏。夏と言えばビール。
ペルーのビールといえば
クリスタル (Cristal)が浮かぶけど、最近はブラジルの
ブラマ (Brahma)の売りこみが激しい。 大コンサートを開いて宣伝だ!ともってきたのはサンバでもMPBではない。
レゲトンです。 若い世代に一番人気のあるのを持ってくるのは当然。
“Brahma Flow” とタイトルのついた大コンサートが、先週土曜日リマのBartolome Herrera大学のホールで行われた。
Poster
満員の聴衆を踊らせたのは
ティト・エル・バンビーノ (Tito “El Bambino”)、
テゴ・カルデロン (Tego Calderon)、
エクトール・エル・ファーザー (Hector “El Father”)、
ヨモ (Yomo)。豪華な顔ぶれ。
ペルーのchicasもとてもナイス
しかし、ティトとエクトールが一緒にやるのは久しぶりではないだろか。インタビューでティトは「エクトルとは兄弟みたいなもんだ。ビジョンや方向性は違いけど張り合ってなんかいないし、もしそうならここで一緒になんかやるわけないだろ」と答えている。また二人のヒットが聴きたいね。
オープニングは地元のレゲトン・グループ“
カジャオ・カルテル ”(Callao Cartel)。
ロス・カリブレス も日本から参加してもらいたかったところ。
ティトの”フロウ・ナトゥラル”(Flow Natural)やエクトールの”テレフォノ”(Telefono)、テゴの”ワサワサ”(Guasa guasa)、”ロス・マテ”(Los Mate)とペルーではヒットしただけあって、会場はのファンはたっぷり楽しんだようです。
◆◆◆
さて、コンサートの翌日、
テゴ はペルーを代表する港町の
カジャオ (Calla)を訪ねた。オープニング・アクトを務めた”Callao Cartel”が連れていったのかな。
Callaoは庶民の街だし、海の近くはコロンビアでもエクアドルでもサルサやビートの強い音楽が強い。アフロ系の人々の割合が多いのだ。
テゴはそんな庶民の、つまり少々アブナイとこへセキュリティー・ガードも付けずに出かけたのだった。それは、彼の絵が
イスマエル・リベラ (Ismael Rivera)といっしょに壁に描かれてると聞いたからだ。
イルマエル・リベラ は彼が一番尊敬するアイドルであるサルサの歌い手。当然プエルトリコ人で1960-80年代にヒットを飛ばし、いまでも彼の歌がラジオのサルサ局から流れない日は無い。
全くプライベートな訪問だったにも拘らず、町の人々はテゴを熱狂的にかつ暖かく向かえてくれ、テゴはとてもびっくりしたとの事。
テゴは良い悪いの問題では無く、他のレゲトン・アーティストと毛色が違う。
ダディー・ヤンキー と
ドン・オマール のレゲトン・キング(Rey del Reggaeton)をかけた喧嘩(Tiraera)を「子供っぽい」と語り、「
ビコC (Vico C)のようになりたい」とペルーでのインタビューに答えたテゴは、社会や不平等、庶民の生き方などにコミットするような歌詞を歌う。
そんな地に足のついたような作品があって、カジャオの庶民の人達はイスマエル・リベラと彼の絵を並べて描いたのだろう。
こう言う風に、プエルトリコとペルーという離れた場所であっても、音楽/歌を通して同じ感情を共有する事が出来る。音楽ってやっぱすごい。
2007/02/16(金) 23:48:56 |
Event
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