ダディー・ヤンキーを初めて聴いたのは多分プラジェーロのCDだったと思う。95年か96年頃。でもハマったのは2003年の"
Los Homerun-es
"の1曲め"Seguroski"だ。

"
Los Homerun-es
" (2003)
このロシア人の名前のような曲名のチューン、単語の後ろに何でも"-ski"を付けて遊んじゃってるだけなんだけど、○○skiと聞いて、まず頭に浮かんだのはダディー・ヤンキーもファンであるサルサのソネーロ、
故マルビン・サンティアゴ。マルビンはこういう言葉遊びが得意技で、自分のことをマルビン・"マルベロスキー"・サンティアゴなんて言ってた。
地名にひっかけてなにやら危険なフレーズ連発なんて得意技も得意だった。
Bayamon-tate
Barranquita-te
Vega Baja-te
「バヤモン」「バランキータ」「ベガ・バハ」という地名があるのだけれど、いやー、あぶない、あぶない。(スペイン語)
さてDYの方はといえばこのSeguroski、"o"の音が後ろに来る単語に皆-skiをつけてなんとなく堅い語感のライムに整え、半音上がりのスケールで不安感を盛り上げるサウンドの中、疾走感の強いフロウで突っ走しる。
Segurosuki、cabroski・・・・meloski・・・culoski。彼女たちは甘いのをつかんで、お尻を動かして。・・・という、とてもティピカルに下品なリリック。
このCDはサンファンの空港で買ったのだけど、店のねーちゃんが「このダディー・ヤンキーの曲、はやってるわよ。」と言うので「何の歌?」って聞いたら笑って答えてくれなかった。そりゃ聞くほうがバカだ。
後半はhoney, shorty, hobby, mami, lobby, buddyと英語で重ね、途中に"Ricky Robi"とリッキー・マーチンと
ロビ・ロサを織り込むプエルトリコならではのライム。かっこいい!
この部分も意味はエッチなだけなんだけど、勢いの出るライムに前ノリのフローがばっちりハマる。この疾走感もマルビンの鉄火場感覚と共通するところがある。そしてEazy-Eの危なさとも重なる。
2003年のロベルト・クレメンテ・スタジアムでのライブ"
Ahora Le Toca al Cangri! Live 
"もこの曲でスタートして、ガンガンぶっ飛ばしてる。2曲目の"Latigazo"もいいんだ、これが。
"Barrio Fino"のヒットにVIレコードが、多分PA コンソール録りの音源を急遽CDに仕立てたような感じで、音も編集もそれなりの作品だけど、DYのぶっとび感はよく伝わってくるんで楽しい。
このCDの後半にサルサな曲があるんだけど、その曲の頭でDYは"O-fi-cial"というフレーズを放っているのだ。これはマルビン・サンティアゴの得意技フレーズ。

"
Ahora Le Toca al Cangri! Live 
" (2005)
DYのレゲトンとサルサの音のスタイルは直結しているとは言えないが、スピリットじゃダイレクトに響き合っている事が分かる。レゲトンのどこがプエルトリコから来ているのか?を感じるのも楽しみの一つなのだ。
- 2005/06/15(水) 01:28:42|
- Daddy Yankee
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| コメント:3
たびたびスミマセン。同じFC2だからと思って安心してたらとんでもないことに。。。改行をしたらリンクが正常に表示されると自分のサイトで確認してきました。
で、
やっぱダディ・ヤンキーですよね。なんつーかこうラップの言葉遊びが、いかにもプエルトリコの若いにーちゃん、ねーちゃんにウケそうなのを上手く使ってる。でもMofongoさんも書かれてるエロい内容の歌詞もBarrio Finoではまだちょっと軟らかいような気も私はするんですよね。昔のたとえばこのCD
http://www.islamusical.com/sku.html?p=22179&c=の3曲目の歌詞
http://www.reggaetonlyrics.com/liricas/txt/escante-enlacama.txtなんて原語連発してますもんね。Latigazoも同じように。その辺はメディアに登場する機会が増えてきたので、あんまり過激にはできないってのが当人たちの意識の中にあるのかもしれませんね。確か私が現地に居た頃の新聞に、”昼間っからテレビで流れるレゲトンのPVはどうにかならんのか!映像の内容が過激すぎる!”ってのが投書されていたり、「親が子供に聞かせたくない音楽」のアンケートの堂々の1位に”レゲトン”が輝いていた記憶があります。
そういやこのサイト
http://www.reggaetonlyrics.com/日本では(現地でも?)手に入りにくいような昔のCDのmp3ファイルを結構置いていますよ。ストリーミングじゃなくダウンロードできます。音質は少し悪いけど、ま、レゲトンならそんな気にならないかな。ちなみにさっきの曲もmp3で置いていて、まだ聞いていなかったら是非。歌詞はおいておいて、曲はすごく耳に残るいい曲ですよ。
また話を戻ってMofongoさん、ダディ・ヤンキーのこのCD
http://www.elcangri.com/cd_store.aspお持ちですか?これが欲しいんですけどどうにもこうにも手に入らなくて、こういうところ
http://mixunit.com/spanish.htmlのブートCDでそれなりに曲は手に入れたのだけれども、オリジナルは絶盤で(?)どこ探しても無いですねぇ。再版しないかしら?
- 2005/06/18(土) 04:16:00 |
- URL |
- Coquito #mbwhQQ6o
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Coquitoさん、最初の2つは削っときました。
で、Barrio Fino、確かにお行儀が良い。昔の兄ちゃん的なところから、ちょっと押さえた感じで。
DYが聴いて育った中には 2 Live Crewなんかもあったでしょうね。まあ、あれに比べたら "En La Cama"もましかも。
でも、何でもありのマイアミに比べたら、基本はカトリックの穏便な人々の多い(そして近年はやや厳格なエバンヘリリスタなども加わる)プエルトリコでは、さすがに過激かも。過激歌詞禁止の法令もありましたね。
しかし一方で、リリックとしてはラロ・ロドリゲスやらのサルサ・センスアル、サルサ・エロチカもどっこいどっこい、ってな曲もありますね。実はストリートの伝統?
Los Cangri ComのCDは持ってないです。2002年頃の盤?曲を見るとヒットした曲が詰まってますね。また、行く予定なので探してみます。
なにせDYは、あの細かいフレーズをリズムに負けすに刻んで歌える個性が、カッコいい訳で、まだ荒削りな昔はぶっとんでますもんね。
- 2005/06/20(月) 00:55:16 |
- URL |
- mofongo #N3iDOF2w
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いろいろご迷惑かけました。
>しかし一方で、リリックとしてはラロ・ロドリゲスやらの
>サルサ・センスアル、サルサ・エロチカもどっこいどっこい、
>ってな曲もありますね。実はストリートの伝統
そこに持っていきますか(笑)。
さすがに世界広しといえど、レゲトンとサルサロマンチカの歌詞を関連付けた人はいないでしょう。
ぜひ論文でも書くべきです、はい。
>Los Cangri ComのCDは持ってないです。
>2002年頃の盤?曲を見るとヒットした曲が
>詰まってますね。また、行く予定なので探してみます。
Mofongoさんのお知り合いに関係者がいらっしゃったら是非再販するように丁重にお願いしてくださいな。
- 2005/06/20(月) 20:46:20 |
- URL |
- Coquito #-
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