MOFONGO'S REGGAETON

プエルトリコのレゲトン

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レゲトニー(4) Sofrito Mama

イントロを聴いて、サルサ好きなレゲトン・ファンが引き込まれ、サルサ・ファンがほっと一息つく"ソフリート・ママ"

重量感のあるライムで「ドミニカーノのワル・・・おれだ」と切り込んでくるのは、NYのユニット"ザ・ビートナッツ"のジュジュ(Ju Ju)。ドミニカ系、クイーンズの出身で、本名はジェリー・ティネオ。

Beatnuts
The Beatnuts
"Musical Massacre"(1999)

ビ-トナッツ、ファンキーで、そしてざらっとしていて、そこが好きです。Watch Out Nowとか。ヒップ・ホップ・ファンは去年の来日を覚えているのでは。

そしてソネオで切り返すのは、ディ・ミンゴ。いやー、いいですね。
Tsune-chanもこのD'MINGOの事をblogで書かれていますが、90年代後半のジェリービーンのH.O.L.A.での仕事を覚えているサルサ・ファンも多いでしょう。("Asi"のハリケーンGに続きまた!)。

DMingo
D'Mingo
"Que Vacile Mi Gente"

この早すぎたレーベルと皆が言う"H.O.L.A."、なんと言ってもディ・ミンゴの一枚目とプロジェクト・ウノの音が頭を回りますが、NattyさんのブログでOyamaさんの解説が紹介されてますので、これはチェック!

そして、続く特徴ある声はビートナッツのもう一人、サイコレス。「ミー、アイム・ジャス・ガッ・バック・フロム・ボゴタ」と言っているとおりコロンビア系の本名はレスター・フェルナンデス。
英語とスパニッシュがすばやく切り替わる、てか、混在するライム、かっこ良すぎ。ビートナッツのBボーイの色濃いライミングとディミンゴの艶のある声の組み合わせも泣けます。
ディ・ミンゴ、またソロださないかなぁ。

●で、ソフリートって何?
sofrito
Mongo Santamaria
"Sofrito"(1976)

元ネタは、モンゴ・サンタマリアの1976年のアルバム"ソフリート/Sofrito"です。モンゴ・サンタマリアはキューバ人のパーカッション(コンガ)奏者で1950年からニューヨークで活動。ペレス・プラードのオーケストラで活躍の後、自己のユニットで、ラテン、ラテン・ジャズ、ジャズやR&B、ソウル、ロック、フュージョンまで、アフロ・キューバンのリズムを思いのままに広げていった達人ですね。

●だから、ソフリートって何? 

ええと、ソフリートとはプエルトリコでの料理に欠かせない基本の"下味スパイス"みたいなもの。しょうゆとミリンというか、カツオとこんぶダシというか。このアルバムのジャケにあるのが今作られつつあるソフリートです。(作ってみたい人はこちらのブログへ。)

「ソフリートをくれよ、ママ」というのは、"無しには生きていけないんだよー、マミー"という切ない声なのでした。

  1. 2005/08/15(月) 23:16:48|
  2. Tony Touch
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bmr 9月号/トニー・タッチ・インタビュー

bmr325

bmr 9月号にトニー・タッチのインタビューが掲載されてました。レゲトン創世記に彼が"Noise"シリーズなどに関わってるという年期の長さも語られてますが、同時に彼にとってレゲトンは、あくまでヒップ・ホップとラテンを結ぶ興味の中の一つの形であるのがよくわかりますね。

  1. 2005/08/14(日) 22:54:28|
  2. Tony Touch
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レゲトニー(3) アシ-

2曲目がちょっと甘くフェイドすると、いきなりズン!すかさずストロングな女性のスパニッシュ・ラップが畳み掛けられて、おおなんだぁー?!

「さぁー、ハードにいくわよー!」との出だし、女性プエルトリコ系スパニッシュ・ラップの走りとも言われるハリケーン・G姉さんです。ニューヨーク系プエルトリカンのスパニッシュは一発でわかるよな、いいなあ。

リリックは「ウンガ」「マミソンガ」「ルンバ」「チュパ・ケ・チュパ」とリコ風味満開のライムの後に「イリス・チャコンみたいに」なんてフレーズが出て実に泣けます。こんなのアングロな(WASP白人)コミュニティーに言っても全然通じないぞぉ。分かるのプエルトリカンとその周辺のラーティノだけじゃん。誰だ?イリス・チャコン?

IrisChacon

ドン!こんなおねーさんです。セクシーですねぇ。彼女は'70年代中半から'80年代のプエルトリコのセクシー・ダイナマイツ、って表現が古いけどそんな時代のアイドル。今ならJLO?

上のポスターはマンハッタンのラジオ・シティーでのステージのもの。共演は破竹の勢いのNYサルサ、チェオ・フェリシアーノイスマエル・ミランダティピカ73。1977年です。

chaconmarvin
Marvin Santiago
"Caliente y Explosivo!" (1980)

上はダディー・ヤンキーボルティオも尊敬するサルセーロ、マルビン・サンティアゴのアルバムのジャケ裏です。NYあたりのグロサリー・ストアでの写真ですが、チャコンのピンナップが壁に貼られてますね。

あ、イリス・チャコンの話じゃなかった・・・。

HurricaneG
Hurricane G
"All Woman" (1997)

このハリケーン・Gはブルックリン生まれのプエルトリカン、本名グロリア・ロドリゲス。'90年代にデス・スクァッドの最初の女性ラッパーとなってそのEPMDみたいなごつごつしたハードなスタイルでのしてきたパイオニア。

'97年にジェリービーン(マドンナの初期のプロデューサーですね)のH.O.L.A.からデビュー盤"All Woman"をリリース。P.ディディーの"PE2000"にも参加してます。とにかくニューヨーク=プエルトリコ弁のスパングリッシュをがんがんに押し出す、ぶっとい姉さんです。

で、その圧力の強いラップが切れると、一挙にとてもナイスなムードへ。"アシィー"ってねっとりと。Asiって「そう、そんなふうに」って意味なんです。

そこへDJ ブラスの声かな、あやしいつぶやきが歌と絶妙にからむ。「アシィ」「コモ・トゥ・ロ・キエレ」「アシィ」「マミ、ディメ・テ・ロ・グスタ」「メ・グスタ」「ディ・メ・ロ・マ(ス)」・・・エロィ

「プレンデロ、マミ」「ダメロ、マミ」「メネアロ、マミ」「チェケアロ、マミ」もねえ・・・訳さなくても、聴けばなんとなく分かりますね。
DJ Blass
DJ Blass
"Sandunguero Hits" (2005)

と、いうことで、ストロングなハリケーンG姉さんのフロウとソニとブラスのセクシーなパートとが大変素晴らしいバランスのチューンでした。
  1. 2005/08/14(日) 01:02:32|
  2. Tony Touch
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レゲトニー(2)Play That Song

NinaSky2

ヘイ・ディー・ジェイ・ ジャス・プレイットオ~ン゙
イ・ダメ・ゥン・ポキート・デ・レゲト~ン


この"ポキート"って響き、英語に入り込んだスペイン語のかわいいサウンドがナイスでしょ。ネ、ぽきーと。イントロのアコースティックで乾いたギターのりフもちょっぴり哀愁感でイイでしょ。チャララッ♪

と、いう事でこの曲はただただ、ニーナ・スカイのスイートでキャッチーなリフレイン乗ってトニー・タッチB-REALのラッピングをゆるりと楽しむのが一番です。

ほら、ゆったりとリズムに乗ってきた?!では、この辺で。

◆◆◆


て、手抜きか?って?い、いや、この曲はこんでいいと思うんですが・・・・・・。ダメ?

じゃ、PVも見ましょう。→PVを見る。

ところで、この曲に限ったことじゃないけど、英語とスペイン語のリリック切り替えってなんかカッコいいですよね。Honey, Money, Hommy, Daddyと英語の後、Cuida'o, Tuyo, Duroとスペイン語のライムが重なると、よくあるパターンだとしても、なんだかカッコイイ。なんだろ?

で、この曲ではトニー・タッチはライトなリリックをマイルドにラッピング。

一方、サイプレス・ヒルのB-REAL、さすがキューバン・メキシカン、キュートな味わい。いきなりマリファナとか織り込むのはさすがサイプレス・ヒル!お約束を外さないサービスもうれしい。

ニーナ・スカイはのクイーンズ育ちのプエルトリカン双子姉妹で18才。キャッチーな"ムーヴ・ヤ・バディー/Move Ya Body"がヒットしてアルバム"Nina Sky"をリリース。で、レゲトン・ファンにはなんと言ってもN.O.R.E.の"Oye Mi Canto"参加ですね。

Nina Sky
Nina Sky

この"Play That Song"では聴いてすぐつかまっちゃうフックを実にかわいく歌っててにっこりです。
このフックの部分はマルコム・マクラーレンのザ・ワールド・フェイマス・スプリーム・チームの84年のヒット"Hey DJ"だそうです。DE LA SOULもカバーした有名曲らしい。でもこれよく知らない。

マルコム・マクラーレンは分かる。パンクのセックス・ピストルズを売り出したおっさんで商売人だった記憶あり。

Malcom
Malcom MacLaren &
World Famous Supreme Team
"Buffalo Gals Back To Skool"

トニー・タッチもこういうの引っ張り出して来る所が実にDJ魂ですね。ミスタ・カピクぅ
  1. 2005/08/08(月) 01:55:51|
  2. Tony Touch
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  4. | コメント:2

レゲトニー(1)"Pa' Que Tu Lo Sepa"

"Yo soy Boricua pa' que tu lo sepas!"と盛り上がる声。このスペイン語、「おれはプエルトリカンだー!」「わかるだろー!」「わたしボリクアよー!」「だよね!」とコール・アンド・レスポンスされるプエルトリカンにとって盛り上がるとっても気持ちいいフレーズ。

このフレーズは10年前の'94年頃、まだレゲトンが形になる前に新進ラッパーのタイーノ(Taino)がヒットさせた"Yo soy Boricua pa' que tu lo sepas"だ。タイーノは最近はパウリーナ・ルビオやリッキー・マーティン、コロンビア・ロックの雄ファネスなどにも曲も提供し忙しく、最新盤"Sin Censura"も注目。秋には5枚目のアルバム"This is Good"も予定されている。
SinCensura
Taino
"Sin Censura"

さて、この"Yo soy Boricua pa' que tu lo sepas"がプエルトリコの誇るボクシングのチャンピオン、"ティト"・フェリックス・トリニダッドの入場テーマに使われ、マジソン・スクエア・ガーデンのチャンピオン戦が全米ケーブルTVのHBOチャンネルから放映された為、一挙にプエルトリカンの間で「お約束のフレーズ」に昇格したのでした。
TitoTrinidad
Tito Trinidad

だからNYのプエルトリカン・パレードでもこのフレーズ満載!行った事ある人はきっと耳にしているでしょう。メタル系ラテン・ヘビー・ロックのプーヤ("PUYA")も1999年の一枚目のアルバムでティト・トリニダッドに捧げる曲を作っているが("Trinidad")、その中でもこのお約束フレーズを織り込んでいる。同じくロック・グループのソル・ド・メンタ(SOL D'MENTA)も同様だ。
puya
Puya "Fundamental"(1999)

このなんだか盛り上がるフレーズにシンプルなビートを乗せ、トニー・トカのライムが走りだす。リズムやブレイク、ミックスのデリケートな仕事もうれしい。ライムにはお約束のエクトル・ラボーも織り込まれる。故エクトル・ラボーは言うまでもなく、プエルトリコのサルサ中で最も大切な歌い手。ストリート、喜び、悲しみ、人々・・・ラボーがプエルトリコやラテンの普通の人々に残した影響は計り知れない。

そんなチューンを頭に持ってきて「このアルバム、まずはコレで始めよう!」とスタート。頭からやるなあぁーー、って感じ。プエルトリコの心意気なわけです。
  1. 2005/08/05(金) 01:30:06|
  2. Tony Touch
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